ハイブリッドなチームへ

2014年03月30日 01:00

最近の立命館中学サッカー部は、少し伸び悩んでいるところです。

先日の西京極中学校との試合でも、1勝1分けという結果ではありましたが、相手にかなり支配され内容では完敗でした。

 

しっかりと組み立ててくる相手に対して、ミスを待って奪ってショートカウンターから得点を重ねるという展開でしたが、あくまでも「相手のミス待ち」サッカーの域を出ません。相手がミスをしないレベルまできたら、どうなるでしょう。

 

さらに、つながったパスの本数は相手が多く、ミスの数はこちらが多いという内容的な問題点があります。

それでも勝ててしまうのは、こちらの突破力、スピードやパワーといったフィジカル能力が相対的に見て高い部分があるからでしょう。ただ、他チームと比べると「荒削り」だということがみえてきました。

試合で勝つことがサッカーの一番の目的なので、どんな形でも点が取れるような個人能力のアップを目指し新チームになってから取り組んできたので、ここまでは一定の成果が出ているといえます。

しかし、次のステップに進まないと、そろそろ頭打ちになりそうです。

 

高校生くらいになると、みんな体が出来上がってくるので、今勝てているスピードやフィジカルといった武器は少しずつ通用しなくなります。

 

先日のFAリーグ第3節でも、戦評のとおりですが、クラブチームは自分たちよりも大きい選手(立命の選手)相手にしっかりとつないできました。

そこをフィジカルでつぶした内容でしたが、相手の体が大きくなってきて同じサッカーをされたら、どこでつぶせるのでしょうか?

 

 

『フィジカル能力に頼らず、テクニック、トラップ、駆け引きを駆使して、「正しくミスのない判断」でボールを動かしていくポゼッションサッカー』

 

これが立命館に足りない要素でしょう。

というわけで、これからの練習試合で、「今までとおり点を狙ってガンガンしかけるサッカー」と「フィジカルに頼らないポゼッションサッカー」の両方にチャレンジしていきます。

試合ごとにテーマを決めて、「今日は勝ちにいこう」「今日はフィジカルをつかわず、つなぐサッカーをしよう」と使い分けていきたいと思います。

(誤解のないように。ポゼッションサッカーがサッカーの正解ではありません。スピードでも何でも、今相手に上回っている技術をすべて使って試合に勝つことが正解です。)

 

「勝ちを目指した、スピード・突破力のある力強いサッカー」に「テクニックや正しい判断で敵をいなせるポゼッションサッカー」を織り交ぜることができれば、トーナメントの本番でもいい戦いができるのではないかと思います。

 

異なるものをかけあわせることを「ハイブリッド」というようですが、「フィジカル」と「ポゼッション」のハイブリッドなサッカーができるようになればなあ…と考えています。

 

もちろん、今の立命サッカーを知る他チームが聞けば「何言ってるんだ」と鼻で笑われてしまうことでしょう。

そこを覆して、おもしろいチームにかわることができるか?は選手次第です。

 

ポゼッションに取り組むなかで、それを実行できる素質を持った新しい選手をチーム内から発掘することも目的です。

大いに期待しています。