FAリーグ第1節 戦評

2016年01月14日 00:00

FAリーグ第1節

立命館中学校6-1(3-0、3-1)立命館中学校

 

 FAリーグがいよいよ始まりました。昨年はグループ1位で終え、2部への昇格権を得たのですが、土曜日授業の関係で昇格は辞退しました。2回戦制の2部リーグは土曜日に授業がある本校には日程的にきついものがあり、毎年昇格権を得ても事態をせねばならず、3部リーグで実戦経験を積むことに重きを置いています。

 とはいえやるからには今年も1位を目指したいと思っています。

 さて、新チームになって初めてのリーグ戦第1節は福知山市の日新中学校さんが相手でした。マイクロバスで遠くから来てくださいました。

 

 前半、立ち上がり早々に先制点を奪うことが出来ました。左サイドからカットインした山口君がGKのニアサイドにうまく流し込む先制ゴール。

 しかし、この得点が結果的にチームの緊張の糸を緩めてしまい、前半は3点を奪いましたが締まりのないゲームを演じてしまいました。

 

 相手は後方からしっかりビルドアップすることに挑戦してきました。中盤の選手の技術も高く、こちらをうまくいなしてボールを前に運んできます。しかし、どの学校も今は発展途上なので、後方からの組み立てからパスをたくさんつないでゴール前までボールを運ぶのは中学2年生ではなかなか至難の業。どうしても途中でミスが出てボールを奪うチャンスがこちらには訪れます。

 立命館は土のグランドでのトーナメントに照準を合わせていますので、そういった中盤でのつなぎよりも、シンプルにFWまでボールを運ぶことを優先した試合運びをしています。

 そういった対照的なチームがマッチアップすれば、当然スコアとしてはさっさとゴール前にボールを運ぶうちの得点が増えるのは、ある意味必然です。

 ところが、選手の方は、そういったことには全く気付かず。得点したことに満足しているのか、これで勝てると思ったのか、走らない、声をかけ合わない、得るものの少ない前半になってしまいました。

 試合の流れ的に点は入りやすい展開。それが見えた段階で、得点だけでなく試合の質も上げていこう、という方向に向上心を持たないといけません。

ボールの奪いどころはどこなのか?ボールの動かし方は正しいのか?ハードワークできているか?チームで試合の中で確認し合いながら自分たちでより良いゲームを進めていくという視点が全く欠けていました。

フィールドプレーヤー全員「選手として未熟」と言わざるを得ません。

 

ハーフタイムではそういったことを踏まえて指示を出し、若干のシステム変更を行いました。後半は前からプレスをかけやすい布陣にしたこともあり、少しではありますが連動性や一体感のあるゲームが出来ました。守備の奪いどころ、ねらいは見えた後半でした。

しかし、外から見ている人たちが選手の頑張りを見て感動するような試合ではありませんでした。毎年そういう試合ができるようになるのが強みですが、まだまだピッチ内の選手が全力を尽くしているようには見えません。

「余力を残してでも勝てば満足。そんな試合つまらないだろ。わざわざ応援に来て下さった保護者の方の心も動かないよ?」と選手たちには言いたい。

 

チームとして何を大切に試合をするのか?

自分たちのストロングポイントはどこなのか?

こういったことをもっと選手自身が理解して、試合中も走り、考えながらゲームを進めていかないといけません。

 

高校サッカー部に進学した選手の一人が「高校の試合が楽しいです」と言ってました。今高校は新人戦の最中ですが、高校生は試合のメンバーや戦術を全て自分たちで考えて試合に臨んでいます。監督ではなく自分たちで考えた戦術なので、当然試合中は声が出まくっています。ハーフタイムも監督の指示は一切ありません。

立命館の選手の長所は、考える力を持っていること。賢い選手、自分で考えられる選手が上手くなるのは、近年の高校サッカー選手権の上位校を見れば明らかです。

もっとチーム内で話し合ったり、考えをぶつけ合ったりして、主体的にサッカーできるようにならないといけない。

 

FAリーグもまだ1節を消化しただけなので、今後の試合内容の向上に期待したいと思います。次の公式戦は31日(日)の冬季大会です。

3年生は先日、廣学館高校さんと試合を行い、勝つことができました(相手はもちろんメンバー外の選手たち)。こちらも私学大会が迫っています。2月11日には宇治FCさんが「2年生のばりばりのTOPチームの相手を3年生にしてほしい」と言ってくださいました。強い世代だそうで、光栄なことです。歯が立たずに負けるかもな(笑)

唯一の懸念はインフルエンザが部内で流行ること。公式戦や練習試合を台無しにしてしまう可能性があります。手洗いうがいを徹底して予防したいと考えます。

各学年とも、応援よろしくお願いいたします。